活動と統計

活動2:継続的向上

 ワールドメイト救急病院の経営陣は、常に、日々患者に提供する治療の質と、職員が、その治療を施すために受ける訓練との間で、最適なバランスを保つよう腐心しています。これは、特に多数の患者を診療する、外傷病院において常にある課題です。それぞれの職員が、どれだけの時間を患者の治療に費やし、どれだけの時間を他の職員の訓練や、自らの訓練のために費やしているか、注意深く監督しています。当病院の精神的支柱は、より良い医療を探求する絶え間ない努力にあります。

 カンボジアの医療専門家が受ける訓練(医大在学中と実地訓練の両方)のレベルは、一般的に低いです。そのため、地元住民の中から、優秀な訓練を受けた医師や看護師を雇用することは困難です。したがって、ワールドメイト救急病院で雇用する新規職員には、病院の高い技量水準を維持するために、1年から3年の期間、集中的な追加訓練を行う必要があります。これらの訓練は、外国人の医療専門家(職員及びボランティア)により行われます。ワールドメイト救急病院で働く、全ての医師及び看護師は、毎週一定時間、講義や実地で訓練を受けることが義務づけられています。

医療訓練

 長期在住の外国人医療専門家を募集するかたわら、年一回、ワールドメイト救急病院を訪問し、特定分野について集中訓練を実施する、短期滞在ボランティアのネットワークを構築することにも注力しています。このプログラムに興味のある経験豊富な医療専門家に、病院経営陣まで連絡するよう呼びかけています。

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