沿革と理念

今後の重要課題

 ワールドメイト救急病院は、カンボジア国内で唯一の、地雷被害者や交通事故被害者を対象とする、外傷専門病院です。病院が設立された1998年当時、カンボジアは、戦争から立ち直りはじめたばかりの、非常に危険なところでした。そのため、当初病院が注力したのは、できるだけ多数の外傷被害者を治療・救命するため、外国人医師の技能を活用することでした。

 カンボジア自体は、10年以上にわたる平和を享受してきました。しかし、北西カンボジア地方には、引き続き、良質の外傷治療に対する強い需要が存在します。人命を救うことは、依然としてワールドメイト救急病院の重要課題です。また、カンボジア人の医療専門家に、正規の訓練を行うことにも力を入れています。カンボジア国民は、いつの時代も良質の医療を必要としています。そのため、同胞のカンボジア人が訓練を受けることが大事です。

 ワールドメイト救急病院は、この二つの課題を実現するため、最善を尽くしています。

病室

このページの先頭へ